スマートフォン・タブレットはコンピュータの一つであり、コンピュータはデジタルデータを処理する機器です。デジタルデータは電気的信号によって機器に組み込まれた様々な装置に送りあいながら、処理したり、保管したり、ということを高速に実行しています。デジタルデータの内容は写真や文書などの情報もありますが、データを渡した装置がどのように処理すべきかを指示する命令も含まれています。 この命令の多くはOS(iPhone、iPadであればiOS、Galaxy, XperiaなどはAndroid)からもたらされたものですが、ここに不具合やセキュリティに弱い内容のものが含まれていることがあります。 OSに組み込まれた内容は膨大かつ複雑なため、通常操作では明らかにならないことが多いですが、悪意ある技術者はそこにある不具合を利用したウイルスなどの不正ソフトウェアを作成します。このウイルスが広まって問題が発生して、ようやく不具合の発見に至る場合があります。 また、リリースされたソフトウェアにおいてセキュリティ上危険がある箇所を見つけて、製造元ソフトウェア会社に通報することを行う人たちがおり、彼らの報告の結果、OSアップデートに結びつくこともよくあります。 もう一つのセキュリティ侵害は、コンピュータの仕組みを利用するものではなく、Webサイトや電子メール、SMS(ショートメッセージサービス)、LINEなどのメッセージサービスに書き込まれた内容に悪意あるものがある場合です。 これらの書き込み内容には文章だけでなく、別のサイトや別のアプリケーションを動作させるリンクを含ませることができます。 このリンクを悪意あるものに関連付けて、文章内容はうっかりリンクをタップ・クリックしてしまうような内容にすることによって、端末利用者にリンクを実行するよう促します。 リンクを実行した結果、詐欺的サイトや有害なサイトに移動したり、ウイルスなど不正ソフトウェアを実行したりすることになります。