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【2026年4月第2週】日本のサイバー脅威レポート|マルウェア動向と対策まとめ

  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

更新日:1 時間前


2026年4月第2週 日本のサイバー脅威レポート


2026年4月、日本国内のサイバー脅威は引き続き活発化しています。今回のランキングから見えてくるのは、従来の「システムを破壊する攻撃」から、認証情報やデータを狙う攻撃へのシフトです。

特に注目すべきマルウェアは以下の通りです。


順位

マルウェア名

件数

1

Tycoon 2FA

134,770

2

Emotot

121,775

3

Agent Tesla

54,487

4

EvilProxy

50,555

5

njRAT

49,517

6

RedLine

46,793

7

Lumma

45,185

8

AsyncRAT

44,434

9

Remcos

41,997

10

XWorm

40,365


図説:マルウェア分析プラットフォームANY.RUNの公開データをもとに、日本リージョンの直近14日間の傾向を整理


これらは実際の観測データに基づいたランキングであり、現在どの脅威が現実に多く使われているかを示しています。



今月の脅威ハイライト


① 認証情報を狙う攻撃の増加


「Tycoon 2FA」の増加から見えるのは、

  • システム侵入ではなく

  • 認証の突破を狙う攻撃の増加

です。

つまり

「ログインできれば勝ち」

という攻撃に変わっています。


② 情報窃取型マルウェアの拡大


以下のようなマルウェアが増加しています。

  • RedLine

  • Lumma

  • Agent Tesla

これらは

  • ブラウザの保存情報

  • パスワード

  • セッション情報

を抜き取ることに特化しています。


③ 遠隔操作型マルウェアの継続的な利用


  • AsyncRAT

  • njRAT

  • Remcos

などは依然として多く使われています。

理由はシンプルで

  • 導入が簡単

  • 長期間潜伏できる

  • 発見されにくい

ためです。



日本企業への影響

今回の傾向から見えるのは

「侵入されるか」ではなく「どう使われるか」

という視点の変化です。

つまり

  • 静かに侵入される

  • 気づかれずに使われる

  • 被害が広がる

という流れです。

特に

  • 取引先

  • サプライチェーン

への影響も無視できません。



今すぐ現場でできる5つのセキュリティ対策


① アカウント管理の強化

  • 多要素認証の徹底

  • 管理者権限の最小化

  • 不審なログインの監視


② 認証情報の漏えいチェック

  • パスワードの定期変更

  • 漏えい確認

  • 外部流出の監視


③ 不審な挙動の検知

  • 通信の異常検知

  • ファイルアクセスの監視

  • 未知プロセスの確認


④ エンドポイント対策

  • セキュリティソフトの導入

  • 不審ファイルのブロック

  • フィッシング対策


⑤ サプライチェーン対策

  • 委託先のセキュリティ確認

  • 最低限の基準設定

  • 外部リスクの可視化



PIPELINEができること


マルウェア検知・異常検知

RiskSensorにより外部から見えるリスクや不審な通信を可視化します。


不正アクセスの調査

ThreatIDRが攻撃の痕跡を分析し、侵入経路や影響範囲を把握します。


情報漏えい対策

DatalaiQによりデータの流れを監視し、不正な持ち出しを防止します。



まとめ

2026年のサイバー攻撃は

「壊す攻撃」から「奪う攻撃」へ

と大きく変化しています。

多くの企業が


  • システムは守れている

  • 対策はしている


と考えていますが、実際には

見えない形で侵入されているケースも増えています。


お知らせ


SCS評価制度、(サプライチェーンセキュリティ対策評価制度)の★3取得のフローをわかりやすく30分ほどの動画で解説しております。ぜひお申し込みからご視聴ください。


✦ さいごに


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

私たちPIPELINE株式会社は、私たちは、サイバーセキュリティと脅威情報(Threat Intelligence)を専門とする専門家集団として、

日々、現場でお客様とともに脅威に向き合っています。

「社内に専門チームがあっても、リソースが足りない」「どこから手をつけたら良いか分からない」「攻撃される前提で現実的に備えたい」

といったご相談は少なくありません。会社の規模に関係なく、守りが弱い部分を狙われやすいというのが今の状況です。

そして、社内だけで抱え込むことで、どうしても見落としが生まれやすくなります。

だからこそ、私たちは理想論ではなく、現場で役立つ方法に絞り、スモールスタートで手軽に始められる形をご提案しています。「できる範囲の一歩」でも、安全性は大きく変わります。

少しでも不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。最短でセキュリティ強化に繋げる方法を共に整えていきましょう。



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