日本体操協会の不正アクセス、半年超の復旧期間から見える課題
- 1 日前
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ニュースの要約
公益財団法人日本体操協会は、2025年5月27日に公式ホームページが不正アクセスを受け、マルウェアに感染しました。復旧作業が長期化し、2026年1月下旬のリニューアルオープンを予定しています。この事案は、組織が不正アクセス被害から復旧する際の課題を示す事例となっています。
何が起きたのか
2025年5月27日、日本体操協会は公式ホームページへの不正アクセスを検知しました。その後の調査で、マルウェアに感染していることが判明しました。
事案の経過:
5月27日:不正アクセスを検知
6月17日:マルウェア感染を公表、仮設サイトを開設
12月14日:復旧見通しについて発表
2026年1月下旬:リニューアルオープン予定
復旧作業が半年以上に及んだ理由として、協会は「対抗できない状況が続いていた」と述べて
います。この間、利用者は仮設サイトでの限定的なサービス提供を受けることになりました。
【情報ソース】 ・公益財団法人日本体操協会 公式サイト掲載のお知らせ https://www.jsg.or.jp/
企業・組織にとっての影響や注意点
この事案から、企業が学ぶべき点は複数あります:
復旧期間の長期化:マルウェア感染の場合、復旧に予想以上の時間がかかる可能性
継続的な脅威:単一の対応では不十分で、継続的な監視・対応が必要
利用者への影響:サービス停止による信頼低下のリスク
専門家との連携:外部の専門業者との協力が不可欠
特に、公開情報を扱う組織にとって、Webサイトの安全性確保は重要な課題です。
一般的に考えられる対応・考え方
不正アクセス被害からの復旧には、以下のような対応が考えられます:
初期対応:被害の早期検知と公表
原因調査:専門家による詳細な調査
復旧計画:段階的な復旧スケジュールの策定
再発防止:セキュリティ対策の強化と継続的な監視
利用者対応:透明性のある情報提供と信頼回復
この事案は、セキュリティ対策が「一度の対応で終わらない」ことを示しています。重要なのは、被害が発生した際に「現状を正確に把握し、記録する」ことです。
日本体操協会の事例では、長期的な復旧期間を経て、最終的にリニューアルオープンに至っています。この過程で、組織は継続的に状況を把握し、利用者に情報を提供する必要がありました。
セキュリティインシデントの対応は、「可視化」と「記録」を通じた透明性のある対応が、組織の信頼回復につながります。
当社のサービスが支援できる可能性
PIPELINE の DatalaiQ は、大規模ログデータの整理・分析基盤として、インシデント対応時の状況把握を支援します。また、RiskSensor による外部リスク状況の可視化により、復旧後のセキュリティ状況を継続的に監視することが可能です。
さらに、脅威インテリジェンスを活用した情報整理により、再発防止に向けた判断材料の提供も可能です。
✦ さいごに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
私たちPIPELINE株式会社は、私たちは、サイバーセキュリティと脅威情報(Threat Intelligence)を専門とする専門家集団として、日々、現場でお客様とともに脅威に向き合っています。
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そして、社内だけで抱え込むことで、どうしても見落としが生まれやすくなります。
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少しでも不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。最短でセキュリティ強化に繋げる方法を共に整えていきましょう。














